久しぶりのマンハッタンの街中 -New Normal-
ついに、ニューヨークシティでは、6月22日より、経済活動再開のフェーズ2にはいると発表されました!
フェーズ2では、レストランも店外での飲食が可能になり、小売業や美容室もオープンします。
ちょうど6月24日に病院に定期健診の予約を入れていたので、マンハッタンを散策してみることにしました。
私の勤め先では、病欠という制度があります。
この制度を使うと、病気や病院の定期健診で会社をお休みをする時には、有休を使う必要がありません。お休みしますが、お給料を引かれることもありません。
この病欠は家族の病院への付き添いにも使えます。この病欠制度のお陰で、有休を、万が一病気でお休みする時のために取っておく、というような必要もなく、有休は有休でしっかりともらえるので、とても助かっています。この日も病欠を取りました。
マンハッタン散策!
3月末から、基本おこもり生活をしているので、マンハッタンを用事なく歩くのは3ヵ月以上ぶり、そして、地下鉄に乗るも3ヵ月以上ぶりでした。
なんだか探検にでも出かけるようでドキドキしました。
探検に出かける準備として(笑)お家を出る前に、マスクとゴム手袋、そしてサングラスと、自分なりのコロナ対策もし、バックの中にも予備のマスクとゴム手袋、そしてサニタイザーを入れました。
定期健診がメインなので、まずは病院へ。
病院に着くと、受付の所で、手袋を捨て受付にあるサニタイザーをするように言われ、熱も測られ、そしてマスクをもらいました。
そして、病院内に入り、いざ診療というその前にも熱を測られました。
病院も出来る限りの対策をとっているようで安心しました。
定期健診が無事に終わり、日系スーパーへ行き大好きな抹茶ソフトクリームを買いました。この抹茶ソフトクリームを食べるもの3ヵ月ぶり。すべてが新鮮です。
その後、5番街まで繰り出すとまだ閉まっているお店もけっこうあり、5番街までが・・とコロナの影響の大きさを垣間見ました。ニュースなどでは知っていましたが、実際に多くのお店が閉まっているのをみるのは寂しいです。
5番街で私が気楽に行けるお店のユニクロも、お店の中には入れず、ネットで注文したものの受け取りだけしていました。
寂しい思いを引きずりながら、ロックフェラー・センターまで歩いていくと、ロックフェラー・センターの象徴とも言えるプロメテウス像がマスクをしていて、ほっこりとした気分になりました。
プロメテウス像もマスクをしているニューヨーク、街を歩くほとんどの人もマスクをしていました。
行きたかったデザートショップがまだ閉まっていたり、レストランの店内での食事もまだできませんが、少しずつ街が再開していっているのを生で感じることができて嬉しかったです。
不要不急の外出は、まだなるべく控えていく予定です。
次のマンハッタンへの外出は、美容室に行くときになると思います。
日本にはまだない、本好きな人が喜ぶニューヨークのシステム
ニューヨークの公共図書館には、Kindleなどの電子書籍(以下、本)やAudiobookが、自分のパソコン、iPhone、iPad に無料で3週間まで借りることができる、とても便利なサービスがあります。
借りる方法は簡単で、図書カードを作り、家のパソコンやiPadなどから図書館のサイトにアクセスし、気になる本やAudiobookをダウンロードする、たったこれだけです。
NY州内にある本、Audiobookが家に居ながらにして借り放題です。
最初にこの機能を図書館で教わった時は、舞い上がり、すでに沢山の英語の本を読んだり聞いた気持ちになり、とても嬉しかったです。
このサービスのメリットは、すべて無料なので、少し背伸びをしたい本や、買うまでではないけれど少し気になる本などを躊躇せずに借りられることです。
また、3週間以内に自分のデバイスから自動で消えるので、それ以内に読まなければ、という程良いプレッシャーもあります。
私の住んでいるところは、一度に30冊まで借りられるので、同時に何冊もの本を一つのデバイスにいれることも可能です。
デバイスを1つ持つだけで、行きと帰りの通勤時に違う本を読むことができるのです。
つまり、どんなに重い書籍を何冊借りようとも、ひとつのデバイスの重さだけなのです。
なので、マンハッタンに通勤するビジネス仕様のファッションの妨げになることもありません。
今は、コロナで通勤もないのですが、日課のお散歩時にiPhoneでAudiobookを聞いたり、家でKindleで読書を楽しんだりしています。
ただし、このサービスのデメリットは、私の場合、借りた本はiPadに入れているので、読みながらわからない事象があると、ネットで調べ、そのままネットサーフィンを始めてしまい、そのまま読書が中断してしまうことです。
この誘惑に勝てる方法をすでに習得した方、ぜひその秘訣をお伺いしたいです(笑)
メリット、デメリットありますが、私には、無料でここまでのことができるこのシステムを、もう手放すことはできません。
こんな便利なシステム、日本でも早く導入されれば、沢山の本好きの人が喜ぶと思います。
私はこれからも、この便利なシステムを利用してKindle、Audiobookを借りて、読書を日常に取り入れていくつもりです。
新型コロナの影響 – 日常生活編 –
ニューヨーク州では、新型コロナ対策で、3月22日午後8時より、一部を除く全ての労働者に対して100%の「自宅待機&自宅勤務」要請がでていました。
が、ついに、ニューヨークシティでは、明日の6月22日より、経済活動再開のフェーズ2にはいると発表されました!
フェーズ2では、レストランも店外での飲食が可能になり、小売業や美容室もオープンします。
美容室はもう3か月以上も行っていないので、本当に嬉しいです。
せっかくなので、ほぼ引きこもりの生活を送っていた、この3ヵ月を振り返ってみます。
4月:
近所のスーパーから、トイレットペーパーやサニタイザーが消えました。
我が家は3月の頭に、トイレットペーパーが品薄というニュースが出た時に、まとめ買いをしていていたのですが、それでも、このままずっとトイレットペーパーがなかったらトイレどうしよう?という心配はありました。
なので、しばらくしてトイレットペーパーが再びお店に戻り始めた時は、心から一安心しました。
スーパーへの食料品の買い出しも出来れば避けたかったので、オンラインでの買い物も試そうとしたのですが、注文できたのは2回だけです。
新型コロナの影響でオンラインで注文をする人が殺到したようで、オンラインのサイトはほぼいつも予約済みで注文ができませんでした。
仕方がないので、サングラスにマスクそして手袋をして、10日に一度ほど近所のスーパーへ車で買い出しに行っていました。スーパーは入場制限があったので、外でしばらく待たなければいけません。いつもより時間がかかる買い出しです。
そして、スーパーから戻って来てからも、着ていたものはすぐに洗濯、買ってきたものもひとつひとつ洗う、という作業をしたので、食料品の買い出しは時間がかかる作業となりました。
めんどくさいなぁと思う気持ちも正直あったのですが、見えないウイルスに負けないためには、これ以外に方法は思いつきませんでした。
お料理も毎日手作りだと飽きるし大変だったので、レストランへの応援も兼ねて、近所の美味しい中華料理やインド料理をテイクアウトしたりもしていました。
お店の中での食事はできなかったのですが、テイクアウトは可能だったので、助かりました!
5月:
引き続き、引きこもっていたのですが、「お散歩」という食料品の買い出し以外の理由でお外に出始めました。
家の近くの川沿いを歩いているのですが、ギースやリス、そして小鳥などを見ながらの散歩は楽しく、健康にも良いはずなので、これは新しい日課になりました。
そしてこの頃になると、毎日着るものが、上から下までユニクロ!と、ユニクロ三昧が普通の日々になっていました。(今もそうです。)
普段から家の中でのユニクロ率は高い方なのですが、ユニクロのオンラインショップで部屋着をさらに買い足したりしました。
ほぼどこにも出かけず、家でストレスのたまるお仕事をしながらの生活は、食べることが主な楽しみになり、そしてゆるい服のユニクロを着ていたせいか、この頃から身体が横に横にと広がり始めもしました・・
あとは、アマゾンの「キンドル・アンリミットが2ヵ月で299円」という魅力的なオファーに吸い寄せられ、久しぶりに、キンドル・アンリミテッドに加入し本をたくさん読んでいました。
キンドル・アンリミテッドだと、「なんだか違うな?」と思った本は、潔く読むのを止めて次に行けるのが良かったです。
6月:
ニューヨークの美容室は閉まっているので、髪を切りたい夫が、とうとう電気バリカンをアマゾンで購入してきて、結婚して以来初めて夫の髪を切りました。
出来栄えは可もなく不可もなくと、いたって普通だったのですが、夫は「これならもう美容室に行く必要はないね。」と満足そうでした。
今後は、夫の散髪代金が浮きそうです。
新型コロナがなかったら夫の髪を切るなんて機会はなかったはずです。人生は予期せぬことが起こりますね。
キンドル・アンリミテッドに入って、読める本はたくさんあるというのに、アマゾン・プライムにも加入しているので、映画もたくさん観ました。
昔、好きだった映画を再度観て、あぁやっぱりこの映画好きだなぁと思ったり、新しい映画を観てわくわくしたり感動したりしながら、過ごしています。
ネットフリックスにも入っており、オタク気質も手伝って、お外に出れないから退屈ということはありません。
リアルでお友達や同僚とは会えてていませんが、ズーム上ではいつも以上に会えていたり、趣味のゴルフも出来ないですが、ゴルフのオンラインサロンやYoutubeで予習をしたりして、家の中で出来ることをしています。
と、こんな感じの引きこもり生活を送っています。
明日からは、フェーズ2にはなりますが、必要のない外出は引き続き控える予定です。
今の所、いつまで自宅勤務がわからない状態なので、おこもりは続きそうです。
写真は、近所のお散歩ルートです。
新型コロナの影響 - お仕事編 -
ニューヨーク州は、新型コロナ対策で、3月22日午後8時より、一部を除く全ての労働者に対して100%の「自宅待機&自宅勤務」要請がでました。
その一部の職種には金融機関も入っていたので、金融機関で働いている私は、四半期決算も近かったので、3月22日以降も、お仕事に行っていました。(出勤することが許されている、一部の職種には、医療関係、食品関係、物流関係などが含まれています。)
が、毎日チェックしているクオモ州知事の会見やニュースで、感染者が爆発的に増えて行っているのを目のあたりにして、家にいることの重要性を感じ、これ以上会社には行けない、と、会社に頼み込んで自宅勤務にしてもらいました。
ちなみに会社からは、「Whiteは知事よりエッセンシャルな職業とみなされた金融機関に勤めています。」という説明が明記された「許可証」のようなものが発行されました。
万が一のために、これを携帯して毎日会社に行っていました。(でないと罰金の恐れがあるのです。)
最初は、せめて四半期決算が終わるまでは、会社には毎日出勤する予定でいたのです。
出勤するほうが何かと事がスムーズに進むのも分かっていたので、それをわかっていて、自宅勤務にしてください、とは言いにくかったのです
が、最終的には「仕事より命の方が大事だなぁ。」と決心しました。
アメリカには夫以外の家族はいません。
夫や私に何かあっても、この状態ではイギリスや日本の家族は、アメリカに来ることは難しいです。
今回のコロナで、海外で住んでいることのリスクも改めて実感しました。
ちなみに、研究者の夫というと、すでに一か月ほど自宅勤務です。
先週より私も自宅勤務になり、狭い家の中で、お互いに部屋に引きこもり、お仕事をしています。
毎朝、お互いのオンライン・ミーティングの時間を確認しあい、夫がミーティング中は音を立てるのを気を付けたり、そして私が電話をする時は夫に一言声をかけたりしています。
一度、取引先に電話をしたら、電話の先から子供がギャン泣きしているのが聞こえてきました。
仕事はというと、いつも使っているシステムが上手く作動しなかったり、画面もいつもより小さかったり、と、不便なところも多いです。
ですが、「ウイルスを運んでいるのは人」なので、自宅勤務をすることで、他の人にウイルスを移さない可能性が減るなら喜んで自宅に居ようと思います。
次回のブログでは、新型コロナ日常生活編をお届けしたいと思います。
写真は、マンハッタンの五番街にあるセントパトリック教会です。
自己紹介
こんにちは、White です。
ニューヨークで働きながら、本、ぬいぐるみ、レゴで溢れる家に暮らしているオタクです。
1回目のブログなので、自己紹介です。
現在地:アメリカのニューヨーク州に住んでいます。
アメリカに来る前は、イギリスのケンブリッジに住んでいました
生まれ:日本の九州です
家族:夫はイギリス人で科学者です、アビシニアンという耳の大きな、元気な猫もいます
お仕事:金融業界にいます
趣味その1:美術館に行くことです、特にメトロポリタン美術館に良く通っています
趣味その2:ゴルフ
趣味の美術鑑賞やゴルフのこと、家の中にあふれている本やレゴ、そして住んでいるニューヨークについて書き綴る予定です。
よろしくお願いします。