アカシア・ホワイトのニューヨーク日記

こんにちは。 ニューヨークで働いている、美術館巡りとゴルフ好きの、おもちゃにあふれる家に住んでいるオタク女子です。 イギリスのケンブリッジにもしばらく住んでいたのでイギリスも好きです。 ポッドキャストはこちらです→ http://anchor.fm/black_white_ny よろしくお願いします。

日本にはまだない、本好きな人が喜ぶニューヨークのシステム

ニューヨークの公共図書館には、Kindleなどの電子書籍(以下、本)やAudiobookが、自分のパソコン、iPhone、iPad に無料で3週間まで借りることができる、とても便利なサービスがあります。

借りる方法は簡単で、図書カードを作り、家のパソコンやiPadなどから図書館のサイトにアクセスし、気になる本やAudiobookをダウンロードする、たったこれだけです。


NY州内にある本、Audiobookが家に居ながらにして借り放題です。


最初にこの機能を図書館で教わった時は、舞い上がり、すでに沢山の英語の本を読んだり聞いた気持ちになり、とても嬉しかったです。


このサービスのメリットは、すべて無料なので、少し背伸びをしたい本や、買うまでではないけれど少し気になる本などを躊躇せずに借りられることです。

また、3週間以内に自分のデバイスから自動で消えるので、それ以内に読まなければ、という程良いプレッシャーもあります。

私の住んでいるところは、一度に30冊まで借りられるので、同時に何冊もの本を一つのデバイスにいれることも可能です。

デバイスを1つ持つだけで、行きと帰りの通勤時に違う本を読むことができるのです。
つまり、どんなに重い書籍を何冊借りようとも、ひとつのデバイスの重さだけなのです。
なので、マンハッタンに通勤するビジネス仕様のファッションの妨げになることもありません。

今は、コロナで通勤もないのですが、日課のお散歩時にiPhoneでAudiobookを聞いたり、家でKindleで読書を楽しんだりしています。

ただし、このサービスのデメリットは、私の場合、借りた本はiPadに入れているので、読みながらわからない事象があると、ネットで調べ、そのままネットサーフィンを始めてしまい、そのまま読書が中断してしまうことです。
この誘惑に勝てる方法をすでに習得した方、ぜひその秘訣をお伺いしたいです(笑)

メリット、デメリットありますが、私には、無料でここまでのことができるこのシステムを、もう手放すことはできません。

こんな便利なシステム、日本でも早く導入されれば、沢山の本好きの人が喜ぶと思います。
私はこれからも、この便利なシステムを利用してKindle、Audiobookを借りて、読書を日常に取り入れていくつもりです。